11月16日 海と自然の勉強会 昆虫勉強会 報告

11月16日(日)、海と自然の勉強会 昆虫勉強会を実施し、無事終了いたしました事を報告させて頂きます。
コスモエコ基金の助成を活用し、講師として沖縄市立郷土博物館係 主任学芸員である刀禰 浩一(とね こういち)さんをお招きし、普段、自然体験の指導者として活動している皆さん向けの勉強会を実施しました。
刀禰さんは、昆虫、特にトンボなどの長距離を移動することのできるものの進化や、種類の形成過程などを研究されています。
季節的には、少し気温が下がり、見られる昆虫の種類や数は少なくなっていますが、今日は天気にも恵まれ、午前中は森の散策、午後は農道を歩き、周辺の植物に寄ってくる昆虫をたくさん観察しました。
種類によってそれぞれ食べる葉が違っていたり、交尾の仕方、卵の生み方、など、子孫を残すために様々な工夫がされています。葉の上に産まれた小さな小さな蝶の卵を見つけたり、昆虫が食べた葉をよく観察し、これまで気が付かなかった自然を発見することができました。
これまで、カニ、植物、海ゴミ、地質、そして昆虫という様々な視点から自然や環境を見つめることができ、自然体験の指導にも生かしていきたいです。












