10月28日 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業 ESDワークショップ 報告
10月28日に持続可能な地域づくりを担う人材育成事業の実証授業とESDワーキンググループ会議に参加いたしました事を報告させて頂きます。
この事業は、環境省と文科省が連携、協力して行う取り組みです。
平成23年6月に「環境教育等促進法」が改正され、学校、地域などにおける環境教育の充実が必要とされています。
NPO法人宮古島海の環境ネットワークの教育事業の1つに「学校向け環境教育授業」があります。
今回は平成26年度の2回目のワーキンググループ会議と伊良部中学校においての実証授業に教育委員会として出席いたしました。
実証授業では、伊良部島にある昔から魚を捕るために設置されている魚垣(カツ)を例にとり、
なぜこの場所にたくさんあったのか?
なぜ、昔は1回で120キロほどの魚が捕れたのに今はほとんど捕れないのか?
といった問いかけから始まり、伊良部島の地質、地形などを実験を通して学びました。
生徒たちは、実験を楽しんでいたようで、そこから水の流れを学んでいたようです。
自分の住んでいる地域のことを知ることで、地域の環境、自然を守りたいという気持ちが生まれると思います。
このような授業は1回で終わらずに、継続して行われることを望みます。